治療例・症例紹介

2017.10.28

自動車で信号待ちの際に追突され交通事故に遭遇

患者様情報

京都市左京区北白川にお住まいの40代男性。

交通事故発生状況・負傷原因

一般道を走行中に前方の信号が赤だったので停車しようとした際に後方から前方不注意の車がノーブレーキで追突してきて事故が発生した。被害者車両が停止した瞬間にノーブレーキでの衝突であった為そうとうな衝撃を受けた。

当院初診時症状

 事故当日に当院に予約のご連絡があり、当日に受診された。初診時の状態としては頚部(首のむちうち症状、頭痛、痛み、動かすと痛むなど)、肩関節周囲の筋肉のこわばり、痛み。背中~腰部、殿部(坐骨)の鈍痛、動作、運動痛が顕著に認められた。事故当日ということもあり局所的な疼痛も感じるが身体全体がダル重くしんどい感じが強いとの訴えがあった。骨折などの損傷はないものの診断書など事故届に必要になるため紹介状を持って病院(整形外科)に後日受診してもらった。結果はやはりレントゲンなど画像で目に見える損傷はなかった。痛み止めの薬と湿布が処方され、その後の治療、リハビリは当院で引き続きする様に記載があった。その後も病院には2週間に1回程のペースで通院し必要に応じ薬、湿布などが処方されている。基本的に病院では痛みに対する治療というのはほとんどありませんので、診断を受けたり、必要であれば薬や湿布を処方してもらったりに行かれる方が多いです。それ以外の日常の治療は整骨院でされるほうが患者様にとってメリットは大きいと思います。

当院での治療内容と経過

各部位に痛み筋肉のこわばり、頭痛、動作運動痛などの改善の目的で電気治療(あまりビリビリ感じない浸透性の高いものを使用)と手技(マッサージ)などを施術症状など状態に合わせ物理療法、理学療法を組み合わせ施術。経過は約1ヶ月の施術で頭痛などむちうち症は軽減に向かい肩関節の痛みも改善した。
腰部周囲の症状はなお残存するが経過不良ではない。現在事故から4ヶ月目になるがもう少し経過観察、治療継続が必要だと病院の医師も認めている状況です。症状、回復の速度には個人差がありその方の日常生活スタイルも重要な要素であるため、一概に何ヶ月で治るとは初めのの段階では決まらないですが、みなさん必ずゆっくりでも治っていくのは確かです。